いろんな使用方法があるので、ひとくくりにすると多少曖昧で厳密ではなくなりますがまずインバーターとはいろんな周波數を自在に発生させる裝置だと思ってください。
インバータがない場合には、交流モーターは50ヘルツとかの電源の周波數でモーターの回転數とか出力が決まってしまいました。
従って、例えばエアコンの場合は、冷卻が必要になると圧縮機のモーターがフルパワーでONになり、フルパワーで部屋を冷やします。十分に部屋が冷えるとバツンとモーターが切れます。いろいろな工夫により強、弱ぐらいの調整ができるものもありますが、基本はこんな感じですので、あまり効率がいいとはいえませんでした。
インバーターを使うと、周波數を自在に変化できるのでモーターの回転數を自由になめらかにコントロール出來ます。これに最新のコンピュータ制御を加えて、この周波數をコントロールすることでうまいことモーター回転を微調整できると、とっても効率の良い運転が出來ます。